no title

http://www.helloproject.com/newslist/murakami_0611011700.html


こういう別れのカタチは、やっぱりなんともやりきれない。
なにかこう「こわさ」みたいなものがそこに残る、そういった感覚。
思い入れの大きさに因ってその感覚が増減するとか、あるはずもなく。


責任の所在を探し求めたところで、そこにあるのはやはり「闇」。
とはいえ、見て見ぬ振りをしたところで、そこにある「闇」は消えない。
そこを照らすことができるのは、残されたものが放つ「光」によってのみ。


いつか、そんな「闇」をとっぱらってしまうくらいの「光」に満ち溢れてる
そんな風になっていたらいいなあ、といまはただそのおもいだけが、浮かぶ。
くりかえすけど、やっぱりなんともやりきれない。それがなによりもまさる。


 * * *


本当はこういうことを書こうかどうか迷ったし、触れないという選択もあったけれど、
そういった感情を抱えたままだと、ちょっと先へと進めないかな、という思いから、
もやもやっとしたままの感覚を発表された日付へと遡って書き残すことを選んだ。